「コロナ禍だけど、密を回避できる自然で旅行を楽しみたい」や、「今まで知らなかった新しい絶景スポットを開拓したい」とう方々、今のご時世多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、徳島県の絶景観光まとめ!穴場〜人気スポットをご紹介します。また、車なしで行ける観光地や自然豊かな観光地もご紹介します!
車なしで行ける人気観光スポット!奥祖谷二重かずら橋
スリリングな体験と引き換えに堪能できる紅葉の絶景
徳島県の有名な観光スポットとしてもトップクラスである、祖谷(いや)のかずら橋。つる性の植物であるシナチクカズラを編み込んで作られたスリル満点の吊り橋は、日本三奇橋の一つと数えられているそうです。
しかし、実は徳島県には、祖谷のかずら橋意外にも、絶景を見れるかずら橋があります。そもそも、かずら橋とは、つる性の植物を使用して作った原始的な吊り橋のことを指します。そんなチェックして頂きたいかずら橋が徳島県にはもう一つあります。
それが、奥祖谷二重かずら橋です。このかずら橋は、祖谷のかずら橋ほど人々に知れ渡ってなく、アクセスも悪いです。そのため、まだまだ発掘されていない自然の絶景です。
奥祖谷二重かずら橋は、”二重”という名の通り、2つのかずら橋が渓谷に架けられています。吊り橋を渡る時のスリル感は、有名な祖谷のかずら橋でのスリル感にも匹敵するほど充分です。
なぜなら、吊り橋の足元は穴が空いており、注意して進まないと落ちてしまいそうになります。このスカスカ感に加え、足を踏み出すと橋が軋みその軋み音がより一層スリリングな体験を作りあげます。高所恐怖症の方は、勇気がいる自然の絶景スポットです。
しかし、スリルと引き換えには、四季折々に素敵な自然の絶景を見ることができます。夏には、新緑で包まれ空気が綺麗な森林浴をすることができます。また特におすすめな季節、秋になると紅葉が橋の周りを囲うように咲き誇り、紅葉の絶景スポットになります。
ぜひ、自然の中で絶景を見ることができるスポット、奥祖谷二重かずら橋、チェックしてみてくださいね!
奥祖谷二重かずら橋の詳細情報
穴場で密を避けられる観光スポット!鳴門スカイライン
密を避けながら堪能する穏やかな内海の絶景
徳島県の鳴門(なると)といえば、勢いよく渦を巻いて流れる渦潮が見れる数少ない絶景スポットとして有名です。しかし、一歩場所を変えると、とても穏やかでさざなみの音が心地よい海を堪能することができます。
その穏やかな海を堪能できる場所が、鳴門スカイラインと呼ばれる、島田島と大毛島といった離島と徳島を繋ぐ道路です。「道路じゃゆっくりと眺められないじゃん!」と思った方もいらっしゃると思います。そこで、目指して頂きたい目的地が、鳴門スカイラインの最も高い位置に建てられた四方見(よもみ)展望台です。
この展望台では、内海という陸地と陸地に挟まれ囲まれた海や、大毛島を眺めることができます。激しい流れが特徴の鳴門海峡とは異なり、涼しげで穏やかな海の絶景を楽しむことができます。
また、なんといってもドライブで楽しむことができる絶景スポットは、密を避けるという意味でも嬉しいですよね!鳴門スカイラインは、平坦な橋ではなく、ある程度高低差があります。そのため、高い場所を走る時は窓を開けて、爽快感あふれる空気も一緒に楽しむことができますよ。
鳴門スカイラインの詳細情報
ど迫力の絶景が広がる観光スポット!大歩危峡
2億年の軌跡が創り上げた大自然の絶景
2億年もの気が遠くなるほど長い年月をかけて吉野川が侵食して創り上げた渓谷、大歩危峡(おおぼけきょう)は、徳島県のおすすめ絶景スポットです。
この渓谷を創り上げた吉野川は、とにかく流れが急で激しいです。そんな川によって削り取られた岩肌はゴツゴツとした彫刻のようです。日常生活で道を歩いている時には決して見ることができない自然の光景は、独特でとても美しくに非日常感を感じます。
2014年に国の天然記念物、翌年2015年には国の名勝に指定された大歩危峡は、日本列島の成り立ちが分かる貴重な場所とされています。渓谷で連なる奇岩や、V字谷の渓谷は、日本古来の風景を我々に思い浮かべさせることでしょう。
また、この絶景スポットでは、時間を忘れて麗しげのある景色を堪能できる遊覧船があります。また、反対に大自然でアウトドアを楽しむラフティングも人気の川遊びとして観光客を賑わせています。どちらにせよ、川の上から見る大歩危峡はダイナミックで絶景です。
大歩危峡の詳細情報
車なしで行ける人気観光スポット!山犬嶽
意外で想像以上に感動する深緑色の絶景
徳島県では、川や渓谷、海といった絶景スポットに注目されがちですが、内陸部の絶景スポットも負けていません。特に、山の絶景として、近年着実に地元の方の心を掴んできている山犬嶽(やまいぬだけ)がおすすめです。まだまだ観光客に認知されていないため、密も回避できる嬉しい自然の絶景スポットです。
この絶景スポットで、イチオシの光景が広範囲に群生している苔です。「え、苔?何が良いの?」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。少なくとも私筆者は初めそう思ってしまいました。しかし、想像以上に綺麗な深緑色の苔が広範囲で覆われており、いざそこに立つと無意識に深呼吸を楽しんでいました。この今までに経験したことのないような、初めての体験には心から癒され、リラックスすることができますよ。
また、山犬嶽の奥に進むと各所に石仏が置かれています。と言いますのも、四国は、多くの修行僧が八十八ケ所の霊場を歩いて巡礼する、弘法大師(こうぼうだいし)の巡礼路「お遍路さん(へんろ)」が有名です。そこで、山犬岳では、一般の方にも遍路を体験できるよう、至る所に石仏が置かれています。四国にある八十八ケ所を巡るのは大変ですので、山犬岳でミニ遍路を体験してみてはいかがでしょうか。
山犬嶽の詳細情報
自然が創り上げた人気観光スポット!阿波の土柱
世界の中でもズバ抜けて貴重な絶景
日本の中で滅多に見ることができない土柱(どちゅう)が徳島県には存在します。多くの人とっては聞き馴染みのない言葉かもしれませんが土柱とは、土で創られた柱です。
徳島県阿波市が全国に誇る、阿波の土柱と呼ばれるこの土柱は、珍しく大変貴重な自然が創り上げた絶景です。阿波の土柱がある場所は約130万年前、川底でした。しかし、地殻変動によって水中の地面が持ち上がり、その後、雨風によって侵食された結果、土柱となりました。このように、気の遠くなるような長い年月を経て、人の手ではなく大自然の手がまた新たな自然を生み出しました。
また、阿波の土柱では、1本の土柱ではなく、何本もの土柱がカーテンのように並んでいます。世界的に見てもこの土柱の規模は最大級で、アメリカのロッキー山脈、イタリアのチロル地方の土柱と並び、世界三大土柱として指定されています。
また下から土柱を眺めるだけでなく、実際に上に登って歩けるよう遊歩道も設置されています。上に登った先には柵がないため、細心の注意を払う必要がありますが、開放的で見晴らしもよく絶景を隅々まで堪能することができます。
さらに、夜になるとライトアップもされるため、昼間とは異なる幻想的な雰囲気も感じることができます。ぜひ、徳島県を代表する絶景スポット、阿波の土柱に足を運んでみてくださいね!
阿波の土柱の詳細情報
穴場のビーチスポット!大神子海岸
国内では珍しい人が少ないビーチと朝日の絶景
普段早起きはしないけど、旅行の時は早起きしてたっぷり楽しみたい方におすすめな絶景スポットが、大神子海岸(おおみこ)です。徳島県は、太陽が昇る東側に朝日を遮る山々はなく、海が広がっています。そのため、実は朝日を眺めることができる絶景スポットが数多く存在します。
中でも大神子海岸は、アクセスが良く、さらに人が少ないため、じっくり朝日を堪能できる自然スポットとして密かに人気があります。このように穴場である理由は、大神子海岸では遊泳することができず海水浴目的の人が訪れないためです。
また、水平線から出てきた朝日の下に蜃気楼が生まれることで観ることができるダルマ朝日が見所の一つです。このダルマ朝日は、冬の厳しい気象条件が揃わないと観ることができないため、幸運の象徴とされています。
ぜひ、大自然かつ絶景である大神子海岸で徳島旅行のスタートを切ってみてはいかがでしょうか。
大神子海岸の詳細情報
人気のある観光地!大塚国際美術館
【おまけ】モナリザも展示されている国内最大級の美術館
最後は、絶景というよりも目で楽しむという点でおすすめな徳島県の観光スポットをおまけにご紹介します。
徳島県鳴門市に建てられた大塚国際美術館は、普通の美術館とは異なる点がいつくもあり、近年少しづつ注目を浴びています。例えば、ずらりと館内に並んでいる西洋名画は、鑑賞できることに加えて、直接手で触れることもできます。
なかなか、芸術作品に触れる機会は無いですよね。この大塚国際美術館では、陶版名画と呼ばれるレプリカを展示しており、実際に触れる機会を提供しています。このレプリカは、原画の色彩や大きさなど全て忠実に再現されております。デコボコとしたリアルな手触りを楽しむことができますよ。
また、一番の見どころが、『モナリザ』や『ゲルニカ』など、日本ではほとんど見る機会のない名画が展示されています。また、天井いっぱいに描かれた天井画など大規模な芸術作品も展示されています。芸術に対して難しいと思う方でも、楽しめる芸術館ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ちなみに、2018年のNHK紅白歌合戦では、徳島県出身ということもあり、米津玄師さんが、この大塚国際美術館のシスティーナ・ホールにてパフォーマンスされました。
このように、世界的な権威のある芸術が集まっていたり、アーティストにも親しまれる大塚国際美術館をぜひ隅々までご堪能くださいね!
塚国際美術館の詳細情報
名称 | 大塚国際美術館 |
所在地 | 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池65−1 |
アクセス | 神戸淡路鳴門自動車道「鳴門北IC」から鳴門海峡方面(左折) 約3分 |
徳島県の絶景観光まとめ!いかがでしたか?
いかがでしたか?今回は、「自然と絶景をとにかく堪能できる旅を楽しみたい!」という方々に向けて、徳島県の絶景観光まとめ!穴場〜人気スポットをご紹介しました。また、車なしで行ける観光地や自然豊かな観光地も沢山ございましたね。新しい絶景に触れることもまた旅の趣きですので、ぜひ徳島県で絶景探索をして楽しいひとときをお過ごしください。
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